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梅棒 風桶

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

昨年末、生まれて初めて下北沢に行き、梅棒の風桶を観てきました。

下北沢はおしゃれな人たちが集う場所というイメージがあって私には敷居が高く感じていてなかなか行くことが出来なかったのですが、魅力的なお店が沢山あって一日ではとても回り切れない賑やかな場所でした。エリア88ファンなのでエリア22という古着屋さんをみてニヤリとしてしまいました。

本題の梅棒、風桶ですが、素晴らしかったです。

時代劇の舞台というと私は髑髏上の七人とレキシの舞台が思い浮かぶのですが、それらに引けを取らない素敵な舞台でした。セリフなしでもしっかりと伝わってくるそれぞれの個性や、甘酸っぱいようなでもちょっと面白いような恋模様、コミカルなシーン、わかってはいてもついつい感情移入して悔しく感じたり、華やかで激しい戦闘や、時間の隔たりを超える人の想いなど、ほんとうに素晴らしかったです。B’zのあの曲が江戸時代の街の賑わいの表現とあんなに合うのは正直意外でした。

数年前、メタルマクベスを観たときにもらった梅棒の超ピカイチのパンフレットを見てすぐにこれは観るべきとチケットを買いました。観終わってすぐにもう一度観たくなり再度超ピカイチのチケットを買いました。それ以来、どの公演を観ても期待を超えて面白いです。次の公演も今から楽しみなのですが、大方の予想通り、しかも急速に第六波が広まっています。仕事や生活への影響ももちろん懸念ですが、ライブや劇を以前のように観れるようになるのを切に願います。