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only one not no.1

第7波真っ盛りではありますが、梅棒さんの『only one not no.1』を観てきました。

ジャニーズのふぉ~ゆ~と一緒の舞台だからなのか、観客のほとんどが女性で、アウェイ感を感じました。私はジャニーズには疎く、使われている曲の7-8割がジャニーズ関連の曲だったため、知らない曲も多かったのですが、出演者に宝塚出身の方もいたので、一つの舞台でジャニーズも宝塚も梅棒も楽しめるお得な舞台でした。

梅棒の舞台は割と主役側に感情移入しやすいようなストーリーや演出が多いと私は感じているのですが、今回の演目は割と起こっている出来事を俯瞰で見るような感じでした。そのせいか、新女王候補役の綺咲愛理さんにとても目を奪われました。役柄もあってすごく華やかでした。釈迦に説法のような感がありますが、基本がしっかりされているから、また肩の出ている衣装で見えやすいから、肩のアイソレーションが入る振付でそんなに動くのかと惚れ惚れしてしまいました。最後の対決シーンでは、戦国バサラの伊達政宗の六刀流のようにシャンパンを六本持ち、相手4人をつぶしたうえでまだぴょんぴょん跳ねている無双っぷりが素敵でした。酔いつぶされた4人の女性たちもそれぞれ素晴らしいパフォーマンスで、時間だから無理と言って帰るときの走り方や、クライマックスの激しいダンスなど印象的でした。

毎回書ききれないほど楽しませてくれる梅棒さん、次の11月公演が今から楽しみです。